【応用情報技術者試験】OpenAPI Specification

OpenAPI Specificationとは、REST APIの仕様を、人間とコンピュータの双方が理解できる統一的な形式で記述するための標準規格です。この仕様はYAMLまたはJSONで記述され、APIのエンドポイント、リクエスト/レスポンスの構造などを定義します。以前はSwagger Specificationとして知られていました。 

主な特徴とメリット

• API仕様の標準化: APIの仕様が統一されるため、ドキュメントの作成、管理、共有が容易になります。
• コードの自動生成:仕様ファイルから、クライアントSDKやサーバーのスタブコードなどを自動生成できます。
• ドキュメントの自動生成:仕様ファイルから、人間が読める形式のAPIドキュメント（Swagger UIなど）を自動生成できます。
• モックサーバーの作成: 実際のAPIがまだ存在しない開発初期段階で、仕様に基づいたモックサーバーを簡単に作成できます。
• コラボレーションの改善: 異なるチーム間でAPIの機能や制限事項を明確に共有でき、開発効率が向上します。
• テストと検証の自動化:仕様に基づいてAPIのテストやリクエスト/レスポンスの検証を自動化できます。