O(n)(オーダーN)とは、アルゴリズムの計算量がデータ量(n)に比例して増える「線形時間」の計算量オーダーです。データ量が2倍、10倍になれば処理時間も2倍、10倍になるため、1つのループで配列を走査する際などで使われます。主な類語には「線形時間」があります。
走査
対象物を点や線で順次なぞり、画像・信号情報を読み取ったり(入力)、映像を再構成(出力)したりする技術。
詳細な解説
- 意味: データ量 nに対して計算時間が C × n (Cは定数)の比例関係で増加する。
- 特徴: 直感的に理解しやすく、配列の全要素を一度だけ探索する線形探索が典型例です。
- 具体例: 配列の全要素を順番に表示する、リストの合計を計算する、1重のループ処理。
- 類似用語・関連表記:
- 線形時間: 処理速度の分類。
- O(1): データ量に関係なく処理時間が一定。
- O(n log n): マージソートなど、線形より少し重い処理。
- O(n2): 2重ループなど、データ量の2乗に比例。
O(n)は、アルゴリズムの処理効率を評価する上で、効率的な部類に入る「線形時間」を表す非常に重要な基準となります。

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