CUI(キャラクタ・ユーザー・インターフェース)とは、キーボードで文字(コマンド)を入力してコンピューターを操作するインターフェースです。アイコンやボタンを使わず、文字と記号だけで情報を表示・操作するのが特徴です。『コマンドプロンプト』やターミナルが代表例で、システム管理やソフトウェア開発などの高度な場面で活用されています。
CUIのメリット
- 操作の自動化: コマンドの連続実行(バッチ処理)が容易で、スクリプトによる自動化に向いています。
- 資源の節約: グラフィックを使わないため、コンピューターのリソースをあまり必要としません。
- 柔軟な操作: 同じ手順を記録・共有しやすく、コマンドさえ知っていれば複雑な処理も行えます。
CUIのデメリット
- 初心者には不向き: コマンドを覚える必要があるため、直感的な操作が難しく、初心者には扱いづらいです。
- 視覚的な分かりにくさ: 情報を直感的に把握しにくいという欠点があります。
GUIとの違い
- 操作方法: CUIは文字入力、GUIはマウスとアイコン操作が中心です。
- 操作の直感性: CUIはコマンドを知る必要がある一方、GUIは視覚的に分かりやすいのが利点です。
- リソース: CUIはリソースをあまり必要としないのに対し、GUIはグラフィック表示のために一定の性能を必要とします。

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