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【応用情報技術者試験】NAS

NAS (Network Attached Storage) は、ネットワークに接続してファイル共有を可能にするストレージデバイスのことです。家庭やオフィスで、複数のパソコンやデバイスからデータにアクセス・共有するために利用されます。

NASの主な特徴:

  • ネットワーク経由でアクセス:NASはLANなどのネットワークに接続され、複数のユーザーが同時にアクセスできます。

LANについて詳しく知りたい方はこちら

  • ファイル共有:NASに保存されたデータは、ネットワーク上の他のデバイスから共有・アクセスできます。(ファイルサーバのように使用できます!

NASとファイルサーバーの違いはこちら

  • バックアップ機能:NASは、パソコンや他のデバイスのバックアップ先としても利用できます。
  • RAID対応:複数のハードディスクをまとめて1つのドライブとして認識させるRAID技術に対応しているものもあり、データ保護に役立ちます。
  • セキュリティ機能:アクセス権限の設定や、データの暗号化など、セキュリティ機能が充実しているものもあります。

NASと外付けHDDの違い:

  • 接続方法:外付けHDDは、パソコンに直接USBなどで接続して使用しますが、NASはネットワークに接続して使用します。
  • 同時アクセス:外付けHDDは基本的に1対1の接続ですが、NASは複数のデバイスから同時にアクセスできます。
  • 用途:外付けHDDは主に個人でのデータ保存に使われますが、NASは家庭やオフィスでのファイル共有やバックアップなど、より広範な用途に使われます。

NASの活用例:

  • 家庭:家族で写真や動画を共有したり、複数のデバイスで音楽を再生したりする。
  • オフィス:部署内でファイルを共有したり、バックアップを集中管理したりする。

NASを選ぶ際のポイント:

  • 必要なストレージ容量:保存したいデータの量に合わせて、適切な容量のNASを選びましょう。
  • アクセス速度:ネットワーク環境やNASの性能によってアクセス速度は異なります。高速なアクセスが必要な場合は、高速なモデルを選びましょう。
  • セキュリティ機能:必要なセキュリティレベルに合わせて、アクセス権限の設定やデータの暗号化機能などを確認しましょう。
  • 使いやすさ:初心者でも使いやすいように、設定や操作が簡単なモデルを選びましょう。

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