インプレースソートとは、元のデータ配列(メモリ領域)を直接書き換えることでデータを並べ替える(ソートする)手法で、追加の大きなメモリ領域をほとんど必要としない(O(1)の追加メモリ)アルゴリズムのことです。データが「その場で」ソートされるイメージで、メモリ効率が良く、クイックソートや挿入ソート、ヒープソートなどが代表的です。
主な特徴
- メモリ効率が良い: 新しい配列を確保せず、元のデータを上書きするため、少ないメモリで動作します。
- 「その場で」ソート: 元のデータ構造(配列など)を直接操作します。
- 代表例:
- クイックソート(再帰呼び出しのためのスタック領域は使いますが、大きなデータ領域は不要)
- 挿入ソート(トランプを手で並べ替える感覚に似ており、直感的)
- 選択ソート、バブルソート、ヒープソート
非インプレースソートとの比較
- マージソートなどが代表的で、追加のメモリ領域を必要とします。
- インプレースソートは、メモリ制約がある大規模データ処理や、メモリを節約したい場合に有利です。
適用例
- コンピュータのメモリ上で配列をソートする「内部ソート」の多くがこれに該当します。
- データがほぼソート済みの場合に高速な「挿入ソート」は、インプレースソートの代表例としてよく使われます。

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