SQLインジェクションとは、Webアプリケーションの脆弱性を悪用して、データベースに不正なSQL文を注入し、情報を盗み出したり、改ざん、削除したりするサイバー攻撃です。この攻撃を防ぐには、入力値の検証やエスケープ処理、プレースホルダの使用などの対策が必要です。
攻撃の仕組み
- Webサイトの入力フォームなどに、不正なSQL文を仕込みます。
- アプリケーションが入力値を適切に検証・処理しないと、不正なSQL文がデータベースへ送信・実行されてしまいます。
- その結果、「全データを削除する」「顧客情報をすべて取得する」といった、本来意図されていない操作が実行されてしまいます。
攻撃による被害
- 情報漏洩: 顧客情報、機密情報、クレジットカード情報などが盗み出されます。
- データ改ざん・削除: データベース内のデータが書き換えられたり、消去されたりします。
- 信用失墜: 企業の信用が失われ、経済的損失につながります。
主な対策方法
- プレースホルダの利用: SQL文に可変部を「?」などで示し、入力値をデータとして扱わせることで、SQL文の一部として実行されるのを防ぎます。
- エスケープ処理: 入力された特殊文字(例:
')を無害な文字に変換します。 - 入力値の検証: 想定される文字以外が入力されないように制限します。
- OS・ソフトウェアの更新: 定期的にOSやアプリケーションを最新の状態に保ち、脆弱性を修正します。
- WAFの導入: Web Application Firewall(WAF)を導入し、不正なアクセスを検知・遮断します。

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