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【応用情報技術者試験】並列処理

並列処理とは、一つの処理を複数のプロセッサで並行して行うことです。並列処理の目的は処理効率を向上させることです。
サーバーコンピュータやそれよりも上位のコンピュータでは並列処理(マルチプロセッサ処理)はよく利用されています。

単一の処理のことをSISDといい、並列処理には SIMD、MISD、MIMDという種類があります。

  • SISD: Single Instruction Single Data
  • SIMD: Single Instruction Multiple Data
  • MISD: Multiple Instruction Single Data
  • MIMD: Multiple Instruction Multiple Data

SISD

SISD(Single Instruction Single Data)は、通常の単一の処理であり、一つの命令を一つのプロセッサで実行して、一つのデータを処理することです。


SIMD

SIMD(Single Instruction Multiple Data)は、一つの命令を複数のプロセッサで実行して、複数のデータを並行処理することです。


MISD

MISD(Multiple Instruction Single Data)は、複数の命令を複数のプロセッサで実行して、
一つのデータを並行処理することです。


MIMD

MIMD(Multiple Instruction Multiple Data)は、複数の命令を複数のプロセッサで実行して、複数のデータを並行処理することです。


ポイント
頭文字:”S”なら1つ、”M”なら複数の命令を指す。
3つ目の文字:”S”なら1つ、”M”なら複数のデータを指す。
※どちらか一方が”M”ならプロセッサは複数となる。

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