コールドスタンバイとは、システム障害に備えて電源オフの予備機を用意し、障害発生時に起動して切り替える方式です。本番機が停止してから予備機を立ち上げ、設定・データ復元を行うため、復旧までに時間がかかります(ダウンタイムが長い)が、予備機は常時稼働しないためコストを抑えられるのが特徴で、停止が許容されるシステムで採用されます。
特徴
- コスト: 予備機を停止させておくため、運用コストが低い。
- 復旧時間: 起動・設定・データ復元が必要なため、数分から数日、数週間と長いダウンタイムが発生する。
- データ: 障害発生時の処理中のデータは引き継がれないことが多い。
- 適用: システム停止が許容できる場合や、予算が限られる場合に適している。
ホットスタンバイとの比較
- コールドスタンバイ: 予備機は電源オフ・停止状態。復旧に時間がかかるが低コスト。
- ホットスタンバイ: 予備機も常に稼働し、本番機とデータを同期。即座に切り替え可能だが高コスト。
- ウォームスタンバイ: ホットとコールドの中間。予備機は起動しているが同期は取らない。
どんな時に使うか
- 業務が停止しても大きな影響がないシステム(例: バッチ処理システムの一部)。
- 予算を抑えつつ、最低限の可用性を確保したい場合。

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