アドレスクラス
クラスA 0.0.0.0 – 127.255.255.255
→ネットワークアドレス長は8ビット、ホストアドレス長は24ビット。 (0-で始まる)
クラスB 128.0.0.0 – 191.255.255.255
→ネットワークアドレス長は16ビット、ホストアドレス長も16ビット。(10-で始まる)
クラスC 192.0.0.0 – 223.255.255.255
→ネットワークアドレス長は24ビット、ホストアドレス長は8ビット。 (110-で始まる)
クラスD 224.0.0.0 – 239.255.255.255
→IPマルチキャスト専用。(1110-で始まる)
クラスE 240.0.0.0 – 255.255.255.255
→将来の使用のために予約されている。
NAPTとNATの違い
NAT (Network Address Translation)
- IPアドレスのみを変換します
- 1つのグローバルIPアドレスに対して1つのプライベートIPアドレスを対応させます
- 複数のデバイスが同時にインターネットに接続する場合、グローバルIPアドレスが不足する可能性があります
NAPT (Network Address Port Translation)
- IPアドレスとポート番号の両方を変換します
- 1つのグローバルIPアドレスに対して複数のプライベートIPアドレスを対応させられます
- ポート番号を動的に割り当てることで、複数のデバイスが同時にインターネットに接続できるようになります
- 一般的に、家庭用ルーターなどで使用されます
SDNとNFVの違い
SDN (Software Defined Networking)
- ネットワークの制御機能をソフトウェアで実行し、ネットワーク全体を一元的に管理・制御することを目的とします
- ネットワークのトラフィックフローを制御したり、ネットワークの構成を変更したりするなど、柔軟なネットワーク制御を可能にします
NFV (Network Function Virtualization)
- ネットワーク機器(ルーター、スイッチ、ファイアウォールなど)が持つ機能をソフトウェアで実行できるようにします
- 汎用サーバー上でネットワーク機器の機能を仮想化することで、物理的な機器の数を削減したり、柔軟にネットワーク機能を構成したりすることができます
フォワードプロキシとリバースプロキシの違い
フォワードプロキシ
クライアント エンドポイントの前面に配置され、外部からのリクエストを傍受して、サーバーがWebブラウザーなどのクライアントと直接通信しないようにします。
リバースプロキシ
Webサーバーの前面に配置され、クライアントがサーバーと直接通信しないように機能します。
IPv4とIPv6の違い
- IPアドレスの長さ:IPv4は32ビット、IPv6は128ビット
- IPアドレスの数:IPv4は約43億個、IPv6は約340澗個 (約340兆の10倍)
- 接続方式:IPv4はPPPoE(PPPoE over Ethernet)が一般的ですが、
IPv6はIPoE(IP over Ethernet)やPPPoEの両方を使用できます - 信速度:IPv6はIPoEを使用することで、IPv4よりも通信速度が向上し安定した接続が期待できます
- 互換性:IPv4とIPv6は互いに互換性がありません
- セキュリティ:IPv6はIPv4に比べてセキュリティが向上しており、IPsec(IP Security)が標準搭載されています
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